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映画祭は先週から始まっていたのだが。
事故って車は修理工場へ。
足なしで動けないのがこの世界。
よって、今日が最初の映画となった。
ドラマということになっているが、私にとっては怖ーいホラーと同じ。
殺伐を映像化したような作品。
途中でやめようかと思ったが、最後まで見てしまった。
解説によると報知映画賞、日本アカデミー賞などをとっている作品とある。
そんなものだろうか?、と考えてしまう作品。
なにしろ関係者がみんな死んでしまう。
人をやたらと殺せばいいというものでもあるまい。
横溝正史の推理小説ではないが、いったい何人死ねば解決になるのだろうかといったたぐい。
唯一の生き残りがかかわりの薄いデキの悪い娘一人だけ。
実話がベースになっているというから、こんなこともあったんだ、と思うが。
単に作者の創作なら、お遊びに過ぎないとしかいいようがない。
観客は30人ほど。
この映画館ならいつもの動員数。
頭の部分を少々。
冷凍食品で食事を作る後妻。
家庭を嫌がる先妻の娘。
食事をトイレに吐いてしまう主人公。
「この物語は実話に基づいている」
と麗々しく銘打っているので、つい見てしまう。
もし、あなたが気弱なら見ない方がいい。
映画にのめり込むタイプならやめたほうがいい。
私は斜に構えてみていた。
本映画祭で一番見たいのはオープニングの『Iron Sky』
でも見れなかったわけだが、ありがたいことにこの映画のみ2回上映されて、その2回目は今週の土曜にある。
が、この土曜日に日本映画が3本ほど集中する。
ということは4本になる。
とても一日4本は見られない。
3本立てでも無理。
とすると2本になる。
『Iron Sky』ともう一本、日独合作のミュージカル『Underwater Love-おんなの河童』ということになってしまうが。
そして翌日の日曜日が最終日で、もちろんクロージングムービーは『Safe』ということになるだろう。
ということは、今年の映画祭は日本映画2本、外国作品2本ということになりそうである。
【2012 ゴールドコースト映画祭::目次】
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