2012年4月29日日曜日

最終日

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● Safe


 頬の腫れはまだ引かない。
 昼間はいいが、夜の外出はきつい。
 今日は日曜日で映画祭最終日。
 クロージング・ムービーはこれ。

 8:00 Safe

 アメリカ映画特有の追いかけごっこのようである。

 この映画をもって「2012年 ゴールドコースト映画祭」は終了する。
 だが、今回はたった1本みただけ。
 こういうこともある。
 人生はウエーブだ。
 いいこともあれば悪い時もある。
 波のようにそういうことの繰り返しで人生は動いていく。
 時にこんな穏やかな日々がこんなに長く続いていいものか、と感じるときもある。
 なにかよくないことの前触れではないかと思えてくるほどにである。
 それから、次から次へとトラブルが続出することもある。
 見通し真っ暗になり、もうやめて欲しいと願うほどに。
 それでも日々は流れていく。



 今年の映画祭は此れで終了する。
 今日上映される他の映画は2本である。

■『Inuk』 アドベンチャー(グリーンランド)
監督:Mike Magidson 出演:Ole Jorgen Hammeken、Gaaba Petersen、Rebekka Jorgensen 言語:イヌイット語
上映日時:4月29日(日)4:45PM
[注]:『Inuk』については検索できなかった。


■『Marwencol』 ドキュメンタリー(米)
監督:Jeff Malmberg  出演:Mark Hogancamp 言語:英語
上映日時:4月29日(日)3PM

『MARWENCOL』 official theatrical trailer



Marwencol マーウェンコル
http://americatvfilmnotes.web.fc2.com/Marwencol.html

放送局: PBS
プレミア放送日: 4/26/2011 (Tue) 22:00-23:30
製作: オープン・フェイス
製作総指揮: トム・プットナム、マット・ラデッキ
製作/監督: ジェフ・モームバーグ
出演: マーク・ホーガンキャンプ

内容: バーでティーンエイジャーの暴漢に襲われ、九死に一生を得たが記憶を失い、リハビリのために戦場のミニチュア・モデルを製作している男をとらえるドキュメンタリー。
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 「マーウェンコル」主人公のマーク・ホーガンキャンプは、ニューヨーク州のアップステイトの町キングストンに住む39歳の男だ。
 かつて妻がいたが、今は少なくとも一緒には住んでいない。
 番組中で別れたとも言及されないところを見ると、出て行ったか別居中、そんなところだと思う。

 ホーガンキャンプは2000年春、バーで複数のティーンエイジャーに絡まれ、手ひどく暴行を受けて病院に担ぎ込まれる。
 9日間昏睡状態で生死の境を彷徨った挙げ句目覚めたホーガンキャンプは、過去の記憶をほとんど失っていた。

 ホーガンキャンプはリハビリのために自宅に6分の1サイズの第二次大戦のモデルを製作し始める。
 そこに登場する人体モデルは自分を含め現実の人物を反映しており、ホーガンキャンプはその一体一体のモデルにストーリーを付け加え、物語を紡ぐことによって、現実世界と徐々に対峙していく‥‥

 徐々に明らかになっていくのがホーガンキャンプの性癖で、彼がバーでティーンエイジャーに絡まれたのは、彼が服装倒錯 (近年はより重々しい単語であるトランスヴェスタイト (Transvestite) ではなく、クロスドレッサー (Crossdresser) と言われることの方が多い。
 番組中でもホーガンキャンプ自身がそう言っている) のためであったためらしい。
 実際にそうだったのかは被害者であるホーガンキャンプ自身がその時の記憶を失っているため明らかでないが、加害者の調書や関係者の証言等により、まず間違いないようだ。

 その時にホーガンキャンプが女装していたか、あるいはただそういう趣味であることを話しただけかは知らないが、それがティーンエイジャーを刺激した。
 だいたいティーンエイジャーというものは、こういうことに過剰反応しやすい。

 これで思い起こすのは、1998年、ワイオミングのララミーでゲイの男性がバーでストレートの男たちに絡まれ、暴行を受けた挙げ句置き去りにされ、こちらは運悪く命を失ってしまったという事件、そしてその顛末を描いた「ザ・ララミー・プロジェクト (The Laramie Project)」だ。
 ホーガンキャンプの時と状況はほとんど同じだ。

 ホーガンキャンプは一命をとりとめるが、苦難はそこから始まる。
 頭部に大怪我をしたホーガンキャンプは記憶のほとんどをなくしており、文字を書くことすら困難だった。
 39歳の男が、まずアルファベットを覚えることから日常を始めなければならない。

 自宅療養になったホーガンキャンプは、自分が変わった性癖の持ち主だったことを知る。
 自分が描いたに違いないスケッチは残酷なエログロ描写のほとんどポルノで、今のホーガンキャンプは、昔の自分自身とは友達になりたくないという。

 一方でその性癖の根本の部分は、記憶を失おうがどうしようが変わってないようで、現在もホーガンキャンプはクロスドレッサーの趣味がある。
 靴 -- 女物の靴を集めるのが趣味のホーガンキャンプの棚には、200足を超えるハイ・ヒールを中心とする女物の靴が集められている。
 ホーガンキャンプは、それを履きたくてたまらない。

 このエピソードは、「ダズ・ユア・ソウル・ハヴ・ア・コールド? (Does Your Soul Have a Cold?)」に登場したケンを思い出させる。
 やはりクロスドレッサーでMの気があるケンも、遠出する場合は正装のハイ・ヒールを履いていた。
 ホーガンキャンプも、晴れて自作の個展を開く段階になると、周囲の者に、実はハイ・ヒールを履きたいんだと漏らす。
 確かにハイ・ヒールはこういう晴れの場向きだろうが、しかし、やはり男が履いてもバランスというものがあるだろう。

 この個展はニューヨークのヴィレッジで行われた。
 ストレートよりもゲイの方が多いと言われるゲイのメッカ、クリストファー・ストリートはヴィレッジにあり、会場の目と鼻の先だ。
 そのため関係者も、今からでも遅くないから履きたいなら履きなさいと奨励し、それに勇を得たホーガンキャンプは個展の2日目からはハイ・ヒールを履いていた。

 クロスドレッサーは、性的には自分で言うのもなんだが面白味もないくらいどノーマルな私から見ると、最も理解しにくい。
 ゲイなら体感できなくとも少なくとも頭でならわかる。
 しかしクロスドレッサーは、どうも性的にはゲイではないようなのだ。
 男性の自分が女性になりたいと思って女装するのがクロスドレッサーではない。
 気持ちは男性のままだが、ただ女性の服を着たくてたまらないだけというように見える。

 ホーガンキャンプは自身の製作しているモデルで、自分自身をマッチョな米軍将校として造型している。
 彼には何人もの女性たちが群がり、ホーガンキャンプはナチのSS将校と戦い、女性たちを解放する。
 マッチョ過ぎるくらいマッチョな舞台装置なのだ。
 まるでゲイっぽくない。
 それともこれは、こうありたいという希望や反動なのか。

 番組タイトルとなっているマーウェンコルというのは、ベルギーにあるという架空の町の名称だ。
 ホーガンキャンプはそこに人物を配置し、物語を紡ぐ。
 登場人物はほぼ全員、知人をモデルにしている。
 母がモデルのキャラクターもあれば、仕事場の人間をモデルにしてるのもある。

 仕事場の同僚をモデルにしたキャラクターは、ホーガンキャンプが紡ぐ物語が進行する途中で、死んでしまう。
 現存の人物が、私は死んじゃうの、と悲しそうに言うので笑ってしまう。
 ホーガンキャンプはほとんど現実というよりも頭の中で彼が作り出す世界に住んでいるので、現実の人間の感情にはとんと無頓着なのだ。
 これまた上記のケンを思い出した。
 ケンも気配りできないわけではないが、それは自分自身が気がつくことのできる世界だけで、その世界以外では、彼にはほとんど常識が通用しない。
 ホーガンキャンプもそうなのだ。

 マーウェンコルのホーガンキャンプは、自分に暴行を加えた相手を投影したナチ将校に復讐する。
 人形ながら徹底してリアルに血糊をつけ、逆さ吊りする。
 そうやって仮想世界で復讐を達成することで、現実の世界でもなんとか折り合いをつける。

 現在のホーガンキャンプは、ちゃんとアルファベットも書けるし文字も読めるし会話もできる。
 ある程度過去のことも思い出しているようだが、それでも前夫人のことはほとんど覚えてないようだ。
 彼はこれからもマーウェンコルに住み続けるのだろうか。



★:なを、「グリーンランドのアドベンチャ・レース」についてはこちら。
Greenland Adventure Race - more than just a race
http://vimeo.com/28008799




 【2012 ゴールドコースト映画祭::目次】 



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2012年4月28日土曜日

閉幕前日

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「おんなの河童」 撮影は世界的カメラマン




 4月28日は映画祭の閉幕前日で土曜日に当たる。
 興味のある映画では4本が上映される。

 1:00 極道兵器
 3:00 富江アンリミテッド
 7:00 アイアン・スカイ
 9:15 Underwater Love-おんなの河童

 もちろん、4本まるまる見るなんてことはとてもできない。
 予定していたのは、夜の部になる後半の2本である。

 しかし、どうも行けそうにない。
 というのは2,3日前から歯が痛み出した。
 昨日、歯医者に行ったら、抜かないとダメだと言われてしまった。
 奥歯でそれも下側になる。
 すでに差し歯になっているので、その下で炎症を起こしているため、治療の方法がないのだ。
 ということはもし抜いてしまうと、永久にこの部分の歯がなくなることになる。
 奥歯なので、ブリッジもできない。
 でもこのままでは痛くてたまらない。
 已む得ない、抜いてもらった。
 奥歯なので歯なしでも一見した限りではみっともなくはないが、その部分で食べ物を噛むということはこれでできなくなってしまった。
 これまでもあまり固いものは噛まないようにしていたが、これからはさらに食べられなくなる。

 抜いた後がひどかった。
 なにしろ歯のなかでは最も効き歯の下側の奥の歯。
 これまでの歯抜きでは、痛み止めをそのとき飲んでおけばそれでokであった。
 が今回は違う。
 もっとも負荷がかかるところで、強い部分。
 それだけ頑丈に作られているのであろう。
 それを抜いたのだから、つらい。
 麻酔が切れてくるとひどい痛みが襲ってくる。
 化膿止めの抗生物質と痛み止めのパナドールを数時間ごとに交互に飲んだ。
 ベッドの中でジットしているだけ。
 少し口を開けてハーハー言っている。
 ここ数日で陽気がめっきり寒くなって、ヒーターを入れてある。
 ヒートテックの下着を着ていると汗が出てきたのはほんの数日前。
 いまはそれに厚手のシャツにセーターを着込んでいる。
 寒さに慣れていないのであろう。

 ベッドを出るとゾクゾクという悪寒がくる。
 ヒーターは最強でつけっぱなしにしてあるが、部屋を出てトイレなどにいく時などはヤバイ。
 温度差が大きくなる。
 このゾクゾクが大きいとぶっ倒れる。
 日本にいたときは、ゾクゾクときた次の日はよく倒れていた。
 そうすると数日はフトンの中であった。
 つまり、寒いのはまったくダメな体なのである。
 寒いくらいなら死んだほがましとも思っているほど。
 それがいやで、ここに引っ越してきたようなものであるが。

 急いで戻ってベッドに潜り込んでジットしている。
 痛みと悪寒でほとんど半死人状態。
 麻酔の効いているときメロンパンをちぎって飲み込んだ。
 麻酔が切れたあとは小さなチョコレートパイを3つに切って飲み込む。
 2ケほど食べた。
 これが昨日の食料の全部。
 夜はひたすら、朝がくるのを待った。
 昼間は気がまぎれる。
 その分、痛みも和らぐ。

 さて、そんな今日であるが、果たして夜に出かけられるであろうか。
 おそらく無理だと思う。
 昼ならいいが夜になると寒さが厳しくなる。
 ゾクゾクときてブルブルと震えがくると、車の運転できなくなる。
 出かけたはいいが、帰ってくるのが大変ということにもなりかねない。
 帰ってきて、一週間はベッドの中というのもたまらない。
 今日は安全をみて、出かけるのをやめることになるだろう。
 歯の痛みが収まってくれば、動けるとは思うが。

 
 蛇足だが、こちらの歯医治療費は高い。
 健康保険が効かないからだ。
 確かうろ覚えだが日本では患者の3割負担のはずである。
 ということは保険なしでは3倍以上になるということになる。
 保険が効かない分こちらでは高価な治療が行われるため、おそらく5倍以上かかるのではないだろうか。
 例えば文化的に歯がきれいなことがステータスになっているので、金属をかぶせるということはしない。
 セラミックなどが使われるから、治療費は跳ね上がる。
 逆に医療費用はまったくただになることがある。
 息子が盲腸でゴールドコースト病院に入院したことがあるが、手術代、病室代、食事代をあわせて、まったくタダであったことがある。
 日本だと6万円くらいだと聞いている。
 これは患者の3割負担の費用である。
 こんな記事がある。


NICHIGO PRESS 2012年3月12日
http://nichigopress.jp/ausnews/science/35905/

一般社会の「歯科恐怖症」を調査
研究チーム、5年間の成果を発表

 3月12日、シドニー大学の特殊歯科医療科の「Special Needs Dentist」のチームが一般社会の「歯科恐怖症」を5年間調査し、その結果を発表した。
(訳注:残念ながらこの報道には、一般的な歯医者怖いという気持ちは述べられているが、
 歯科治療=巨額の出費という恐怖については述べられていない
)

 社会階層としては、40代の女性の間で歯科恐怖症がもっとも強いという結果も出ており、「歯医者」という言葉にさえ、恐怖を感じる人がいると報道されている。
 また、歯科治療とは関係のない虐待、心理的外傷、口腔顔面外傷を体験した人も歯科医に恐怖を感じる傾向がある。
 また、歯科治療技術がかなり進歩してきたにもかかわらず、西洋諸国の国民の40%が今も歯科医の椅子に座ることを考えるだけでも恐怖を感じるとしている。
 最近、電話で行った調査で、歯科医に恐怖を持つ人は、歯科医の治療予約するまでに平均17日間ひどい痛みを我慢しており、歯科医に恐怖を持たない人の場合はわずか3日で歯科医に行く気になっている。
 調査を率いてきたアバンティ・カーブ博士は、
 「歯科恐怖は現実であり、複雑な心理過程を持っている。
 決して過小評価できる問題ではない」
と語っており、調査報告論文をAustralian Dental Journalに投稿する。(AAP)


 歯科恐怖症というのは、どちらかというと大人の場合は「巨額治療費恐怖症」だと思われるのだが。
 なを、健康保険は効かないが、税務申告(確定申告)のとき、領収書を添えると還付があるという。
 まだやったことがないが、歯医者で書類を作ってくれるので、今期(6月決算)では実行することになるだろう。
 どのくらい還ってくるのだろうか。
 



 映画の話に戻る。
 今日はその他、5本が上映され映画祭のピークとなる。
 それらのトレーラーを載せておく。

『A Deeper Shade Of Blue』 Official trailer(オーストラリア)

 オーストラリアを代表するサーフ・フィルム監督ジャック・マッコイが、サーフィンのルーツについて探っていく、単なるサーフ・フィルムを超えた一作。
 ハワイをはじめ世界中のロケ地を巡り、サーフィンの歴史やサーフィンを愛する人々をドキメンタリー・タッチで描く。
 水中からのHD映像など美しいウオーター・ショットが見もの。
 上映とともにジャック・マッコイ監督のQ&A、トークショーもあり。


『SILENT SOULS』 [trailer]. Pacific Meridian Film Festival 2010. Competition.(ロシア)

 最愛の妻を亡くした町工場の社長と親友が、妻とハネムーンを過ごした湖ベリに妻の市街を弔いにいく旅に出る。
 ロシアの古い民族がすむその湖の町では、彼らの伝説や伝統がまだ息づいていた‥‥。
 パシフィック映画祭、ベネチア国際映画祭の各賞を受賞。


『Inseparable 形影不离』 (2011) Teaser Trailer HD(中国コメデイー)



『MR. TREE』trailer(中国ドラマ)APSA賞受賞



『Life Without Principle 《奪命金》』 trailer: COMING SOON to Australian & NZ cinemas 27 October!!!(香港・犯罪映画)

 

 午後ほっぺたが腫れてきた。
 痛みは薄らいできているが、夜なって今度は頭の芯がピリピリ痛くなってきた。
 薬を飲む。
 ダメだ、もう寝よう。
 9時だ。




 【2012 ゴールドコースト映画祭::目次】 



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2012年4月26日木曜日

【ブレーキング・ニュース】川内優輝選手 「ゴールドコーストマラソン」参加表明!

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川内優輝選手 「ゴールドコーストマラソン」参加表明!

gcmjapanoffice さんが 2012/04/25 に公開
市民ランナーの"川内優輝"選手が、7月1日にオーストラリアで行われる第34回「ゴールドコーストマラソン2012」に招待選手としてご参加いただくことになり、表明の­­記者会見を行いました!


インターネットをみていたら出てきたのがこの記事。
映画祭とは無関係なので、「号外」として載せてみます。


2012年4月26日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20120426-OYT8T00083.htm

川内さん豪マラソンへ

昨年の福岡国際マラソンで日本人トップの3位に入るなどの実績がある公務員ランナー、川内優輝さん(25)が、7月1日に豪クイーンズランド州で開かれる第34回「ゴールドコーストマラソン2012」に招待選手として参加する。

県とクイーンズランド州が1984年から姉妹友好提携を結ぶ縁で、川内さんに招待状が届いた。

川内さんはロンドン五輪の男子マラソン代表候補として注目されたが、2月の東京マラソンで振るわず、選ばれなかった。
25日、勤務先の県立春日部高校で記者会見を開き、
「東京マラソンで負けて以降、もっと広く世界を知りたいと思った。
アフリカ勢とどこまで競り合えるか試してみたい」
などと抱負を語った。



「Gold Coast Airport Marathon」の男子はこのところケニヤ・オンパレード。
昨年の優勝タイムは2時間10分ジャスト。
3位まで2時間10分台。
果たして川内はそれに割って入れるだろうか。
川内のベストタイムは2時間7分台だが、今はだいたい2時間12分から13分くらいの実力。
冬場といってもこちらはそこそこ暖かい。
果たして川内はどこまでいかれるか。
3位に入賞し、ケニヤ山の一角を崩すことができるか。
ちょっとした期待をもって見にいこう。

そういえば、自動的にGCマラソンに招待されることになる泉州マラソンの優勝者はというと。
男子: 丸林 祐樹 2:20:18
女子: 田中 千洋  2:40:45

同じく、招待レースの神戸マラソンは
男子: 中山卓也  2:24:13
女子: 上谷聡子   2:40:45

今年も田中千洋が来るようですね。
オリンピックイヤーですので、一段落した実業団の連中も休暇を兼ねてきますと混戦模様になりそうです。
男子は川内優輝が日本勢ではトップクラスかな。

さて、田中千洋が招待ランナーとなると、
「田中のぞみ」ちゃんは来るのかな ?
昨年は小学生(のぶんざいで:と思われているかも?)で並みいるオーストラリア中学生を制覇しまった最強ランナーだ。
今月からいよいよピカピカの中学生。
楽しみなのだ。
大いに期待してしまう。


● 田中千洋のブログから

屈辱を舐めた地元中学生の発奮やいかに。
「リベンジだ !
と、吠えているだろうか。



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    その後
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デイリースポーツ 2012年5月21日
http://www.daily.co.jp/general/2012/05/21/0005070857.shtml

陸上の高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンは20日、岐阜長良川競技場発着で行われ、男子でロンドン五輪マラソン代表の藤原新(ミキハウス)は1時間3分5秒で日本勢トップの6位だった。
藤原は今週ロンドンに渡り、コースの下見を兼ねて10キロのレースに出場する予定。
公務員ランナーの川内優輝(埼玉県庁)は1時間4分13秒で12位。
ケニア人のマーティン・マサシ(スズキ浜松AC)が1時間1分29秒で2年連続の優勝を果たした。



スポーツニッポン 2012年5月20日 16:05
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2012/05/20/kiji/K20120520003290940.html

また藤原に負けた 川内「クレバーな走りを見習わないと」
高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン (5月20日 岐阜長良川競技場発着)


1時間4分13秒で12位に終わった川内優輝

 川内は日本選手で5番目の12位。
「あまりにも結果が悪い」と不満そうに話した。

「突っ込んだ割に最後は上げられた」と20キロ以降の残り約1・1キロを3分12秒でカバーしたが、中盤での失速が響いた。
仙台国際ハーフマラソンに続いて藤原に水をあけられ
「オン、オフの切り替えがうまい。クレバーな走りを見習わないといけない」
とライバルをたたえた。


主催者がどのレベルの招待選手をケニヤから呼ぶかで、結果が決まる。
地元のトループが出たときは、彼を優勝させるために、招待選手のレベルを落としたことがある。
昨年クラスだと、川内ではまったく歯がたたない、ということになる。
なにしろケニヤ勢は強い。
主催者が川内に入賞させようとすると、それなりも配慮もするだろう。
このマラソン大会の観光外人は日本人がメインになっているからしかたがない。
国際レースといっても観光レースなのだから。
川内にとってGCマラソンまであと50日。


● NICHIGO PRESS より



【2012 GC Marathon】




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2012年4月23日月曜日

Cold Fish::まあ、殺伐とした映画

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 映画祭は先週から始まっていたのだが。
 事故って車は修理工場へ。
 足なしで動けないのがこの世界。
 よって、今日が最初の映画となった。

 ドラマということになっているが、私にとっては怖ーいホラーと同じ。
 殺伐を映像化したような作品。
 途中でやめようかと思ったが、最後まで見てしまった。
 解説によると報知映画賞、日本アカデミー賞などをとっている作品とある。
 そんなものだろうか?、と考えてしまう作品。
 なにしろ関係者がみんな死んでしまう。
 人をやたらと殺せばいいというものでもあるまい。
 横溝正史の推理小説ではないが、いったい何人死ねば解決になるのだろうかといったたぐい。
 唯一の生き残りがかかわりの薄いデキの悪い娘一人だけ。
 実話がベースになっているというから、こんなこともあったんだ、と思うが。
 単に作者の創作なら、お遊びに過ぎないとしかいいようがない。
 観客は30人ほど。
 この映画館ならいつもの動員数。

 頭の部分を少々。


 冷凍食品で食事を作る後妻。
 家庭を嫌がる先妻の娘。
 食事をトイレに吐いてしまう主人公。
 「この物語は実話に基づいている」
と麗々しく銘打っているので、つい見てしまう。

 もし、あなたが気弱なら見ない方がいい。
 映画にのめり込むタイプならやめたほうがいい。
 私は斜に構えてみていた。


 本映画祭で一番見たいのはオープニングの『Iron Sky』
 でも見れなかったわけだが、ありがたいことにこの映画のみ2回上映されて、その2回目は今週の土曜にある。
 が、この土曜日に日本映画が3本ほど集中する。
 ということは4本になる。
 とても一日4本は見られない。
 3本立てでも無理。
 とすると2本になる。
 『Iron Sky』ともう一本、日独合作のミュージカル『Underwater Love-おんなの河童』ということになってしまうが。
 そして翌日の日曜日が最終日で、もちろんクロージングムービーは『Safe』ということになるだろう。
 ということは、今年の映画祭は日本映画2本、外国作品2本ということになりそうである。




 【2012 ゴールドコースト映画祭::目次】 



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2012年4月5日木曜日

Star Trek:The Motion Picture 昔懐かし宇宙大作戦

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【懐かしのSF作人の劇場版第1弾】

 人気アメリカTVシリーズの「スタートレック」が1969年に終了した後、劇場版第1作目として1979年に公開された作品。
 当時4,600万ドルという巨額の資金を投じて撮影された。
 巨大な謎の物体が地球に迫って来た時、カーク船長(ウイリアム・シャトナー)はその調査のため、再び宇宙船エンタープライズ号の指揮をとる‥。
 上映後はサーファーズ・パラダイスの「STINGRAY」で、入場無料のコスプレ歓迎アフター・パーテイーもあり。


 オープニングムービーが宇宙SFなら、次は
 やはりこいつは見たい。
 「スタートレック:Star Trek」
 昔、テレビで毎週かかさず見ていた一作、「宇宙大作戦」。
 でも「スタートレック」の名前で覚えている。
 日本人は「大作戦」というのが好きなようで人気のあった大作戦は「スパイ大作戦」。
 ミッション・インポッシブルだが訳すと「不可能指令」といったところか。
 一番の驚きは物質転送装置。
 丸い台の上にのると、じわじわと消えていき、目的の地点にジワジワと現れ転送される。
 すごい、未来にはこういう装置が開発されるのか、と期待を持ったものだが。
 今では、物質の限界を超えることはできないというがわかってしまっている。
 
 さてなにしろ古い作品。
 1979年制作とある。
 今から33年前、つまり「1/3世紀」前ということになる。

 コスプレパーテーがあるという。
 ミスター・スポックも出るのだろうか。
 行かない。
 3ドル返してほしいな。
 相変わらずのクール・ジャパンの影響であろうか。



Star Trek - The Motion Picture - Trailer


Star Trek: The Motion Picture (1/9) Movie CLIP - Kirk Takes Over (1979) HD


Star Trek: The Motion Picture (2/9) Movie CLIP - Kirk Needs Bones (1979) HD



 Wikipediaから

 『スタートレック』(Star Trek: The Motion Picture)は1979年のアメリカ映画。
 『宇宙大作戦』のレギュラーを中心とした『スタートレック』の映画第一作。
 サブタイトルの頭文字をとって「TMP」という略称で呼ばれることが多い。
 原題を直訳すれば『スタートレック-映画版』となる。
 ノベライズの日本語版タイトルは『宇宙大作戦-スタートレック』である。

 ストーリー  
===========
 天体規模ほどもある巨大な雲状の「何か」が銀河系を進んでいく。
 その進路上で迎撃しようとしたクリンゴン艦や調査を試みたステーション・イプシロン9は攻撃を受け、消滅してしまう。
 進路の先には地球があり、迎撃可能な宇宙船は、5年間の調査飛行の後、軌道上のドックでの大改装を終えようとしていたエンタープライズだけであった。
 提督に昇進していたカークは地上任務に就いていたが、この危機に乗じて、再びエンタープライズの指揮を執る。
 犠牲を伴いながらも体制を整え、カークたちは地球までわずかの距離に接近した雲の中に「ヴィジャー」と名乗る謎の存在がいることを突き止めた。
 ヴィジャーは自らを造り出した創造者(クリエイター)を捜し、一体になろうとしているという。
 地球上にいる炭素ユニット(人類)達が創造者との交信を阻んでいると判断したヴィジャーはその抹殺を謀るが、機転を利かせたカークが創造者を教える条件で直接ヴィジャーに会いに行く。
 そこでカーク達は「ヴィジャー」とその「創造者」の意外な正体を知ることになる。

 視覚効果
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 当時の日本円にして100億円もの巨費を投じ、本編監督にはロバート・ワイズ、特殊撮影には巨匠ダグラス・トランブルとジョン・ダイクストラなどを起用して作られた作品。
 『未知との遭遇』『スター・ウォーズ』などのヒットによってSF映画の大規模予算での製作が盛んになり始めた時期(スペース・レースとも呼ばれた)であった。
 もともとテレビの人気シリーズだったものが莫大な費用と最新技術により本格的な映画化が行われるとあってファンの前評判も高かった。

 しかし、当初視覚効果監修に起用したロバート・エイブルとそのスタッフが、当時は未発達だったコンピュータ制御による撮影システムや3DCGの開発に時間と予算を取られ、公開日に間に合わないと判断され解雇。
 製作スケジュールが遅れ予算もあまりかけられないという状況で起用されたのが『未知との-』のトランブルと『スター・ウォーズ』のダイクストラだった。
 二人はエイブルの下で進んでいたデザイン案を白紙に戻して一からこの計画に取り組んだ。
 トランブルは『未知との遭遇』の機材・人材を投入し新型のモーション・コントロール・カメラを開発、プレミア試写会の前日まで作業を続けるなど厳しいスケジュールの下で多数のSFXシーンを完成させた。
 そのほか、U2のビデオで知られるTV畑のフィル・ジョアノーが視覚効果コンサルタントとして参加、また当時既に未来的なデザインで知られていたシド・ミードがヴィジャーの外観デザインに招聘された。
 最終版にはエイブルが関わったシーンも、ワームホールに突入したエンタープライズ船内のシーンが残った。

 当時の技術の限界から合成の痕跡が残っており、
 2001年にワイズ監督が監修した「ディレクターズ・エディション 特別完全版」
では合成作業がデジタル処理でやり直され、未完成だったヴィジャーの概観もより多くの部分が映る。
 バルカン星の風景などCGで作り直された映像、作り直された効果音に差し替えられた場面もある。

 映画公開後は大評判となり興業成績も良かったが、巨額の製作費・広告費が仇となってコストパォーマンスの悪さが際立つ結果となり、このシリーズは次作から手堅くジョージ・ルーカスが作ったSFX工房・ILMに特撮を依頼するようになる。

 皮肉な事に劇場版第2作は本作が到達出来なかった3DCGが大きな見所の一つとなった。


 同じくWikipediaから。

 テレビシリーズ作品リスト(邦題)
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括弧内は原題とよく使われる略称。

『宇宙大作戦』 (Star Trek, The Original Series, TOS)
1966年9月8日 - 1969年6月3日放映(本国での放映日。以下同様)。
全3シーズン、79話。
(西暦2264年 - 2269年)(設定年代。作中では宇宙暦が使われている)

『新スタートレック』 / 『新宇宙大作戦』 (Star Trek: The Next Generation, TNG)
1987年9月28日 - 1994年5月23日放映。
全7シーズン、176話(日本では初回と最終回が2話分とされ、178話になる)。
(2363年 - 2370年)

『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』 (Star Trek: Deep Space Nine, DS9)
1993年1月2日 - 1999年5月29日放映。
全7シーズン、176話。
(2369年 - 2375年)

『スタートレック:ヴォイジャー』(Star Trek: Voyager, VGR(Voyager) またはVOY (Voyager))
1995年1月16日 - 2001年5月23日放映。
全7シーズン、172話。
(2371年 - 2377年)

『スタートレック:エンタープライズ』 (Enterprise, ENT)
2001年9月26日 - 2005年5月13日放映。
全4シーズン、98話。
(2151年 - 2161年)


 劇場映画
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 オリジナルシリーズの終了後、アニメ版の製作放映を経て、劇場映画への動きが始まった。
 1974年にロッデンベリーは、劇場映画『スタートレックII』を1975年に公開しようと企画した。
 しかし草稿台本にパラマウントのOKが出ず、公開延期、テレビ映画への変更を経て企画は消滅した。
 1976年には再び『スタートレックII』の企画が立ち上がったが、この企画もまた台本草稿にOKが出ずに消滅した。
 1977年には新テレビシリーズ『スタートレック:フェイズII』の企画が立ち上がった。
 ただしスポック役のレナード・ニモイが舞台に出演中でブッキングできず、副官は新キャラクター、ゾーンとなった。
 この「フェイズII」が企画されている時期に、『スター・ウォーズ』のヒットをはじめとするSF映画ブームがおこる。
 そして劇場版へと企画が変更され、ニモイも出演を決め、『スタートレック』として映画公開されるに至った。

スタートレック (Star Trek: The Motion Picture) - 1979年公開(2271年)当作から6作分は TOS(『宇宙大作戦』)メンバーが中心となった作品。
スタートレックII カーンの逆襲 (Star Trek II: The Wrath of Khan) - 1982年公開(2285年)
スタートレックIII ミスター・スポックを探せ! (Star Trek III: The Search for Spock) - 1984年公開(2285年)
スタートレックIV 故郷への長い道 (Star Trek IV: The Voyage Home) - 1986年公開(2286年)
スタートレックV 新たなる未知へ (Star Trek V: The Final Frontier) - 1989年公開(2287年)
スタートレックVI 未知の世界 (Star Trek VI: The Undiscovered Country) - 1991年公開(2293年)

ジェネレーションズ (Star Trek: Generations、文庫本名「スタートレック7 - ジェネレーションズ」) - 1994年公開(2371年)当作からはTNG(『新スタートレック』)メンバーが中心。
ファーストコンタクト (Star Trek: First Contact) - 1996年公開(2373年)
スタートレック 叛乱 (Star Trek: Insurrection) - 1998年公開(2375年)
ネメシス/S.T.X (Star Trek: Nemesis) - 2002年公開(2379年)
スター・トレック (Star Trek) - 2009年公開(日本は2009年5月29日公開)(2250年代?)新キャストによるTOSメンバーが中心。
『スター・トレック』の続編 - 2013年5月17日公開予定、タイトル未定




 2001年にワイズ監督が監修した「ディレクターズ・エディション 特別完全版」だが下がそのトレーラーである。
 残念なことにトレーラーだけで1979年版との違いはわからない。
 通常DVDなどでは、この2001年版になるようである



Star Trek - The Motion Picture Directors Edition - Trailer


Star Trek The Motion Picture The Direcror's Edition Extras Trailer



 「劇場版第2作は本作が到達出来なかった3DCGが大きな見所の一つとなった」とあ第二作目をトレーラーで。

Star Trek 2: The Wrath of Khan Trailer




 【2012 ゴールドコースト映画祭::目次】 



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2012年4月2日月曜日

SAFE:セイフ ::ゴールドコースト映画祭の最後を飾る映画

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 【セイフ】

 誘拐された中国人の転載数学少女をマフィアたちから救い出すミッションを受けた、元えりーと・エージェントのルーク(ジェイソン・ステイサム)。
 ロシア・マフィア、中国マフィア、そして汚職にまみれたニューヨーク警察との戦いを挑むのだが‥。
 上映後には、サーファーズパラダイスの「STINGRAY」でアフター・パーテイーも開かれる。
 『safe』のチケット半券で飲み物一杯が無料に。


注).これもパーテイー券が入っているので$15になっている。
 パーテイー券などいらないから$12にしろ、行きたい奴だけ行け、行かないヤツから金をとるな!。
 なんて心では思っているのですが、言葉に出して言ってはいけません。
 書いてしまいましたが。


 映画祭最後の作品。
 今年封切りの映画である。
 見た目「ダイハード」みたいに思える。
 日曜日の夜なので行くつもり。



● Safe Trailer (Jason Statham) 予告編



@nifty映画 2012.03.19 Mon
http://blog.movie.nifty.com/blog/2012/03/safeny-ee13.html

ステイサム主演『SAFE』、中露マフィア・悪徳警官巻き込んでNYで大暴れ

 『トランスポーター』『アドレナリン』『エクスペンダブルズ』シリーズなど、男臭い超絶アクション・スターとしての地位を確立したジェイソン・ステイサム。
 そんな彼の“漢っぷり”を存分に楽しめそうな、主演最新作『セーフ/SAFE(原題)』。
 先日公開された新TVスポットでも、NYで敵を次々となぎ倒す彼の勇姿を見ることができる。

 今回の役どころは、元捜査官で現在は総合格闘家であるルーク・ライト。
 ある時、ルークは中国人の女の子メイを助けるのだが、なんとこの子はマフィアがNYに誘拐してきた天才数学少女だったのだ。
 重要な暗号を記憶しているこの少女を巡り、中国マフィア、ロシアン・マフィア、果てはNYの悪徳警官からも追われることになるルーク。
 しかもロシアン・マフィアは、彼の妻を殺害した憎き仇でもあり……といった展開だ。

 ステイサムが本作で限界ギリギリの過激なアクションを見せてくれるという証拠映像、とでも言うべき最新TVスポットがこちら。

<動画URL:>http://www.youtube.com/watch?v=YIl_cotKhPM

 ご覧のとおり、短い中にも凝縮されたガチンコ・バイオレンス描写が満載である。
 ステイサムがサンドウィッチを食べつつ
 「レストランに行ったら、出されたのは銃弾だった」
と言うカットなど、最高にシビレるではないか!

 監督に『タイタンズを忘れない』のボアズ・イェーキン、プロデューサーに『キル・ビル』や『イングロリアス・バスターズ』など多くのタランティーノ作品に関わっているローレンス・ベンダーを迎え、『ゴシップガール』のバート・バス役などで知られるロバート・ジョン・バークらが脇をかためるなど、盤石の布陣も頼もしい。

 『セーフ/SAFE(原題)』は日本でも2012年内公開予定だ。
 なお、ステイサムが殺し屋を演じる『キラー・エリート』は5月12日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー。
 エクスペンダブルズ2』は10月公開だ。





 【2012 ゴールドコースト映画祭::目次】 


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2012年4月1日日曜日

iron sky ::GC映画祭のオープニング 世界初公開作品

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【アイアン・スカイ】

 映画祭のオープニング作品はこちら。
 第2次世界大戦で敗れたナチス軍は月のダークサイトに逃れ、地球を観察しながら我々の弱点を研究してきた。
 そして彼らが地球に報復する時がやって来た‥。
 4月にドイツとフインランドで一般公開が始まるという新作品を、いち早く観るチャンス。
 上映後はサーファーズパラダイスの「STINGRAY」で入場無料のアフター・パーテイーもあり。


注).
一般チケットは$12であるが、パーテイー券が入っているので$15になっている。パーテイー券などいらないから$12にしてもらいたいものである。だいたいサーファーズパラダイスは帰りの方向とは逆である。


 映画祭のオープニング『Iron Sky』。
 いわく「第三帝国の逆襲」。
 オープニングとエンデイングの前日の2回上映される。
 本映画祭の目玉かも。
 4月から、つまり今月から世界公開されるというおニュー映画。
 これは見にいかないといけない。
 なんといってもSFである。
 さらに解説には「SFコメデイー」とある。
 ぜひとも見たい。

 
 Gigazineにも掲載されていますので、ピックアップしておきます。


Gigazine 2012年03月21日 12時00分00秒
http://gigazine.net/news/20120321-ironsky/

 2018年に月からナチスUFO軍団が地球襲来するSF映画
 「Iron Sky」予告編+本編冒頭4分



 1945年、第二次世界大戦終結の最後の瞬間に月の裏側に逃げ延びたナチス残党たちは70年の歳月をかけてその科学技術力を結集、ついに空飛ぶ円盤による大編隊軍団と超巨大宇宙要塞が完成、そして2018年、月面のナチス総統はアメリカの月面着陸計画によってナチス宇宙基地の存在が発覚したのを契機に計画を早め、最終調査のために地球へナチス党員を派遣、UFO軍団がついに積年の復讐を遂げるために地球に向けて出撃する……というとんでもないストーリーを本当に映画化して完成させてしまったのが「Iron Sky」です。
 2012年4月4日にフィンランドとノルウェーを皮切りに公開となっています。

 まずは予告編から。
 フィンランド・ドイツ・オーストラリアの共同制作となっており、費やした予算は750万ユーロ(約8.3億円)、そのうち100万ユーロ(約1.1億円)はなんと公式サイトに集まったファンからの寄付金によって資金調達しており、単にお金を出すだけでなく映画制作に関するアイデア・情報の共有による広報活動・オンラインでの商品開発・グッズの販売と購入によるさらなる資金調達……というようにして「Wreckamovie」と呼ばれる映画制作の協力体制を構築し、計画が始動した2008年2月から約4年をかけてついに完成にまでこぎ着けた、というわけです。


●Iron Sky Official Theatrical Trailer [HD] - YouTube

 数百もの円盤が突如として地球に飛来して攻撃を開始、人々は逃げ惑うのみ、一体なぜこんなことに?
 ナチスは生きていた!
 月面裏に存在する巨大宇宙要塞
 子どもたちへの洗脳教育
 世界地図からナチスが認める人種以外を殲滅せよという指令

◆ナチスに占拠されるホワイトハウス


◆地球をめぐる戦い


◆ばばーん、「Iron Sky(鋼鉄の空)」





予告編はともかくとして、本編の中身はどうなのだろうか?と不安に思っている人向けに先週、本編の冒頭4分が公開されました。西暦2018年、久々に月面へ着陸した人類はそこで恐るべきものを目撃する……!という内容になっています。


●Iron Sky: The First Four Minutes - YouTube 2012年3月15日にアップロード


なお、全世界征服を志している映画ストーリーの都合上、グッズは全世界どこへでも発送可能、当然ながら映画自体も全世界での配給を目指しており、公開日未確定ながらも日本での上映予定もちゃんとある、とのことです。



 イヤー、是非とも行かないと!!!!!






 ところで、ナチスが月面に基地を造り、いわゆるUFOを飛ばしていたというのは一部真実として巷で語られています。
 その映像を載せておきます。
 これによると人類がはじめて月に降り立った「アポロ11号」はそのナチスに遭遇したと思われています。


● 月にはすでにナチスがいた。




 【2012 ゴールドコースト映画祭::目次】 


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