

■埼玉愛犬家殺人事件がモチーフに
主人公、社本信行(吹越満)の娘が万引きで捕まるが、熱帯魚店を経営する男(でんでん)は窮地を救い、さらに自分の店で社本の娘をバイトとして雇い入れることを提案する。
ところが社本は、すぐにこの親切な男とその妻の恐ろしい事実を知ることになる‥。
報知映画賞、日本アカデミー賞などの各賞受賞のほか、ベネチア国際映画祭、トロント国際映画祭、釜山国際映画祭などでも上演されている。

「アジアパシフィック映画賞」に輝いている。
残念ながら予告編のみでYoutubeでのフルバージョンはないようである。
● 冷たい熱帯魚(予告編)
● 『冷たい熱帯魚』 海外版 予告編
Wikipediaから
『
『冷たい熱帯魚』(つめたいねったいぎょ)は、2010年の日本映画である。
園子温監督、脚本によるサスペンスで、1993年に起こった埼玉愛犬家連続殺人事件をベースとした物語である。
また、同監督による実際の事件をベースとしたシリーズ「家賃3部作」の第1作目である。
死別した前妻の娘と現在の妻。
その折り合いの悪い二人に挟まれながらも、主人公の社本信行は小さな熱帯魚店を営んでいた。
波風の立たないよう静かに暮らす小市民的気質の社本。
だが、家族の確執に向き合わない彼の態度は、ついに娘の万引きを招く。
スーパーでの万引き発覚に窮地に陥る社本だったが、そんな彼を救ったのはスーパー店長の友人の村田だった。
村田の懇願により店長は万引きを許す。
さらに大型熱帯魚店を経営する村田は、娘をバイトとして雇い入れる。
その親切さと人の良さそうな男に誘われて、社本と村田夫婦との交流が始まる。
しばらくして、利益の大きい高級魚の取引を持ちかけられる社本。
それが、村田の悪逆非道な「ビジネス」を知り、同時に引き返せなくなる顛末への引き金となった。
』
【2012 ゴールドコースト映画祭::目次】
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